You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

今、突然目の前に”The End”が現れたらどうするか?人生の絶望とアディショナルタイム

元旦に大きな地震に襲われ、訳も分からずに避難を迫られて、取る物も取り敢えず、ほんと普段から全く備えていなかったから。テレビのアナウンサーの声に追い立てられるかのように逃げ出した。ホント、今思えば無様なことである。

富山は地震は大丈夫という、思えば全く根拠の薄い自信?に胡坐をかく日々を過ごしていたので、、、「富山は立山連峰が守ってくれる」信仰!、、、まったく寝耳に水だった。慌てることしかできなかった。海岸近くに在住ではあったのだが、幸い!津波の被害もなく、家屋も無事、町内のライフラインも問題なかった。

今思えば慌てただけであったと反省しきり。だが、自分の年齢(還暦杉)で迎えた今回の災害と、若い人たちの受け止め方は大きく違うようだ。確かにこれからの残された人生の時間は違うが、ただ残された時間の長さだけのせいだろうか?これおジェネレーションギャップ!の一つではないかと思うのだ。

というか、今の、若い人地の達観したようないでたちは、何故?なのだろう。それは決して、長い年月を重ねたうえで数々の修羅場を越えて達した達観ではなく。それは、これからの長い将来に何も求めるものはないという絶望に違いないのでは?もはや若い身空の時間が空白になっているかのよう。

僕らが、今、すっぱりと時間を断ち切られ、この人生がジエンドとなる。その瞬間に、「ああ、もう少し生きていたい」と、思うだろうが、その一方で、これだけの長い人生だったから、それをもう一度繰り返したい、アディショナルタイムをあと20年、30年と欲するかというと、、、そうは思はない。そこでのジエンドとは違うだろう。

その人生が行きつく”The End”。どうしてこんなにくちがってしまうのか、、、年寄りの思い込みにすぎないのかもしれないが。


www.youtube.com