You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

地震

今朝、地震のことを知ったのは、通勤途中の車の中でのことであった。ここ富山も震度1とかで、かなり大きな地震のようだった。幸いというか鈍感というか、まったく揺れには気付かず、、、車上の人間であったこともあるだろう。

自宅にいても、職場にいてもだが、地震のニュースに驚かなくなった。ちょっとぐらい・・・震度3や4程度の臨時ニュースでは、またか、と思う程度。地震のニュースをやってないかとNHKに切り替えたりしなくなってしまった。慣れてしまったのだ。

富山という地域は地震が少ない地域だと思う。長野や新潟、能登も、、揺れても富山にはあまり揺れは来ない。僕自身の最大震度経験は震度4だ。それも県外でのことで、富山での経験だと震度3が限度だろう。

なので、揺れに対してはすこぶる弱い。僕が震度4を経験したのは福島にいたとき、といっても『3.11』の時ではない。最大で震度4を数秒、それも繰り返し揺さぶられる経験をしたとき、、何が起きてるのか判断できなかった。何をすべきかも全く判断できなかった。もう一歩も動けず、座っていた椅子にしがみつくだけだった。

これは富山県人の共通の弱みだと思う。揺れても震度3程度、それにけっして長い揺れではなく2、3秒、また余震で何度も揺さぶられる経験も少ない。そんな僕でも、僕の周りの人は皆、ちょっとしたニュースには驚かなくなっている。

緊急地震速報スマホの振動に驚かされることがあっても、実際に大きな揺れを感じることはマレだから、此処らのほとんどの人は、「またか?」とは思っても、何も対処しようとしない、思わない。ホントに揺れるの?と穿ってみるだけだ。

これが、震度に対して『耐性』ができたということなのだろうか?慣れというのは恐ろしい。慣れても対処出来なければ、それは備える習慣がついたことではない、感覚的に麻痺しているだけだ。こういうときこそ気を引き締め無ければと思う、、、思う。思うが、でも、やっぱり思うだけなんだなぁ

被害に遭われた地域の方のご無事をお祈りつつ、気を引き締めます!

 

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