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*まだいしのなかにいる*

思考を刺激する地震体験:被害の差異と富山の安全性

元旦こそ避難しました、夜遅くに自宅へ戻りましたが、経験したことない揺れに襲われた瞬間は、それこそ何もできず固まってしまいました。身がすくむとは、本当は、こいうことだったのかと思い知らされました。ほんとに生まれて初めての経験ですよ!それなりに個人的に長い人生の果てというのに。

自宅が海岸から1kmという位置で、あたりには高台はなく、田舎なので当然に高い建物もない。富山の海岸では3mという警報だったわけですが、3mで持ちこたえそうな場所はありません。少しでも海岸線からはなれるしかありません。本当は自動車で移動することはよろしくないんでしょうが、まぁ田舎なので、田んぼの中には農道が縦横無尽に走っている。そこを目掛けて、かつ山方向へと車を走らせました。

富山には『守護神立山』という思い込みがあって、大きな地震も、台風も、みんな立山が避けていてくれていると信仰にも近い思いを抱いているのです。「信仰」という願いや、そこから発する様々な行動を否定するのではありませんが、信仰の二文字で済ませて、それ以上のことを考えない、対策しないというのは誤りと実感しました。

見たくないものに目をつぶるのは、人間の勝手でしかありません。ナニが起こるかわkらない時代にあることを、しっかり認識することからはじめなきゃならない。そんなの神様のせいにもしちゃいけない、今の浮世のみんなで考えて備えなければならないのですね。

富山でもここいらは被害が少なく済んだ方だと思います。同じ県内でも地域で状況が全く違います。西部のほう(呉西)が被害が大きく特に氷見方面は大変な状況です。ここいら呉東は北の方がより揺れたようですが南は揺れ自体が小さかったようです。

幸いというか自分の住んでいるところは被害はほとんどなく、こうして仕事もフツーにできてます。まだ今回の地震を振り返るには早すぎますが、いろいろ考えさせられています。

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です