本屋大賞に成瀬が来た。予想どうりでほっとした。今年は中継を見ることができなかったが、きっと舞台にはライオンズのユニホームの・・・そういう映像が想像に難くない。
「本屋大賞」それは作家が狙って取れない賞だと思う。直木賞や芥川賞、ほかにも数々の文学賞があるが、本屋大賞は本屋の大賞である。ぜひみんなに読んでもらいたい、いや、「フロアのてめーら、全員!四の五の言わずに嫁!」あ、読めw。
読者である一般人が読んで選んだような錯覚を覚える。作家先生が「うーっむ、、、」と顔をしかめて選考するような、そんな本では決してない。読み手が、コレは「面白れーからヲマエらもよんでみー」と、身近な誰かに進めるような本だ。
成瀬はまさしくそういうヤツだよ。
今回の候補作のなかで読んでいたのは7冊だった。内容的に良かったのは「水車小屋のネネ」で、一番ガツンときたのは「存在のすべて」だ。「星を編む」も納得の続編?だったし、「黄色い家」もさすがだと思わされた。いろいろな感じ方があるのである。だが、成瀬の魅力には及ばないと思う。
続編も読んだ。成瀬を取り巻くあの人たちの巻き込まれ方に拍車が掛かっている!まぁ、とにかく島崎!ヲマエに会いたい、ぜひとも直にエールを送りたい!!
ところで新潮社さん本の装丁がコレで後悔していないかい?