今年も懲りずにエントリーしたわけですが、昨年もそれなりに暑かったですが今年の暑さは別格だったでしょう。9:00のスタート時点で24℃になってました。正直日射しは強かったのですが、真っ青の空ではなく薄くけぶってる感じで、真夏って感じはあまりしていなかったんです。それでもストレッチだけで汗ダクになってましたが^^;ちなみに過去の気温データは次のとおり。まぁ初夏マラソンと言われるだけはあります。
【第35回】 晴れ H30.5.27 最低気温 19℃ 最高気温 22℃
【第34回】 晴れ H29.6.4 最低気温 17℃ 最高気温 22℃
【第33回】 晴れ H28.5.29 最低気温 20.5℃ 最高気温 25.5℃
【第32回】 晴れ H27.5.24 最低気温 23.5℃ 最高気温 25.5℃
【第31回】 くもり H26.5.25 最低気温 22.0℃ 最高気温 24.0℃
北陸の地では、全国的に本格的なマラソンシーズンである冬のシーズンは走れません。なので冬の終わりを待って、春から練習を本格化させて、よし!大会だ、という祝シーズン到来かつラストチャンスのような大会でもあります。おかげさまで天候には恵まれています。五月晴れの空の下走る。青空の下を思い切り走るという憧れを満喫できる意味でも、ランナーの期待は大きいと思います。
それに今年で第36回という歴史もある大会、また大会眼にカーター記念と付いているのは元米国大統領のジミー・カーターですね。若い人達は知らないかな^^;スタートに当たっては本人から寄せられたメッセージが読み上げられます。
RUNNETの全国ランニング大会100撰の常連で、ここ2、3年は常に上位にランクイン。地方の大会で7000人クラスの大会であることもマレだと思います。地方大会で地道な人気の秘密はいろいろあると思いますが、運営の円滑さやエイドの多さ、地元の人の応援、サポートが充実してるからだと思います。
実際、参加者の比率でも県外参加者が多い大会で、けっこう全国から駆けつけるリピーター多いのではないでしょうか。前日の高橋尚子さんと柏原竜二さんのスペシャルトークショー(無料)でのことですが、「どこから来ましたかー」というQちゃんの問いかけに、実に7割近くが県外参加者でした。
RUNNETの大会レポートを見ると、会場までのアクセス案内の良さ、シャトルバスのスムーズな運行。会場での受け付けもスムーズ、など地方都市が真剣に”おもてなし”精神で運営してるところじゃないでしょうか。
これは県内参加の僕でも感じるのですが、この大会の運営のボランティアや街角の応援の人達が、ほんとうに自発的に参加してる気がします。市からの動員もかかってると思いますが、運営のボランティアの対応や、辻辻で、家の前に出てきて声援や清水(しょうず:方言)のサービスとか、ヤラセ感が少なく感じるのです。
黒部名水マラソンの宣伝みたいになってますが、僕は黒部市の人間でもなく出身は呉西です(富山は東と西で文化が違う。呉東と呉西)。実は、あまり呉東の風潮は好きでないんですけど^^;この大会はお気に入りなのです。僕のフルマラソンデビューの大会だったと言うこともあるでしょうが、ほんとに、最初に大会参加という緊張感の不安を払拭してくれた大会で、それだけ印象が強いのだと思います。
暑さはちょっと辟易しますが、ここまで書いた黒部のいろんな良い点が、暑さを打ち消して、いや暑い大会と分かっていても参加したくなるミソなんじゃないでしょうか。今年も、今年は特に、暑さに苦しみました。
あのとき、30km過ぎにはGOALに辿りつけるんだろうか、と、かなりマイナス思考のスパイラルに陥ってました。ああもう当分フルはいいや、このキツさは、、、とにかくGOALしないと終わらない。前へ、前へ、と亡者のように歩むので精一杯だったのに、来年もまた走ろうと今思っています。
全国のいろんな大会のそれぞれが、地元の方々の一生懸命な努力でつくり上げられていると思います。僕はまだラン歴が浅く、休みもなかなか自由がきかないので、全国飛び回って参加というわけにはいきません。一つでも多くのローカル大会を経験することが、タイムがなかなか削れない今の僕には、ランを続ける大きなモチベーションになってます。
筋肉痛が消えてきて、日焼けの痒さにムズムズしつつ、まずは感想。