9月に読んだ本は以下の通り。
・憲法と政治
・ジニのパズル
・双頭の船
季節的に9月というと本をよみたくなる時期のように思えるが、実はあまり読めたことがないように思う。なんだか仕事が忙しい事が多いのだ。仕事の量というより種類の問題だ。上期の期末とうことが大きい。振り返りたくもない半期を振りかえさせられるし、それにともなってまだまだ先だと思ってた後半期をw、嫌でも直視しなきゃならなくなる。うーむ先が思いやられる^^;;;
で9月ですが、3冊にとどまる。おまけにどうもピンとこなかった本が多い。そのこともおても悔やまれる。
「憲法と政治」は、再度憲法について知見を得ようと手に取った新書だった。だがどうもいけない。難しい話は余裕があるときでないとムリだ。かなり強引に読まなきゃ、、、読み飛ばさなきゃならなかった。というかもっとゆっくり読みたかった。中味はかなり良いよ。新書ということもあり入門書的な内容だが、気になる点は詳しく調べつつ読みたいもの。それができなかったことがとても悔やまれる。余裕が出来たら・・・出来るのか?・・・再読しようと思う。
「ジニのパズル」だ。僕は『とうがたちすぎた』のかもしれない。もう10年若ければもっと良い読み手として読めたのだと思う。これも読了後にちょっと苦虫をかみしめた気分になった。書き手はうまいよ。次回作以降も大いに期待できる。なのに中味がどうも読了後にのこっていない。これは次の「双頭の船」もいっしょ。二つの文化とアイデンティティの濁流に翻弄されていく少女の物語だ。内容的にはほんとはもっとヘビーなんだよ。閉塞感、非寛容、そうしたなかに放り込まれたら、、、
「双頭の船」これももっと早くに読まないとと思いつつ、なんと今まで寝かせて・・・積んで・・・いた本。現実か幻影なのかその境界線が混じり合った、なくなってしまっている破壊的な世界。これほどの破壊された世界につなぎ止められた人と、もしくは呼び寄せられる人々の話。だよなぁ。だがこれは再生と復興の話なのか。あの頃に予見した復興の姿と今の彼の地の姿は、、、その境界線すらいまだ混沌としているのかもしれない。だが当事者は強くそれを見る(読む)傍観者はとても弱い。
10月に積み残した本はいっぱいある。上半期に読み切れなかった本はいっぱいある。さらに読みたい本もいっぱいあって、、、ほんとイッパイイッパイさ!さてどうしようかこのまま本に埋もれて冬眠するのよいかな???でもそれじゃぁイツ読むんだぃ?