大江健三郎が死んだ。自分にとっては同時代の作家とはいえないが、ショックを受けた。直近の先輩たち(3つ程上)からも勧められた記憶がないので、もう少し年配の方たちの文学かもしれない。実はよくわからない。そんな僕でもまだまだ読んでいたい、、、読み直したいと心に止めている作家だ。
最初に読んだのはなんだったかな?「万延元年のフットボール」あたりだったかもしれない。その後順を追って?「燃え上がる緑の木」まで、読みにくさにも、歯を食いしばって読み続けた。何度も読み直した。これからも読み直すだろうなぁ、と思っていた。
今年に入ってからは、「定義集」をちまちまと読んでいる。まだ読み終わらない、過去の記憶に立ち戻って、一つひとつ読んでいるから。新作は出ないだろうが、いろいろと発言は聞かせてほしい作家だったから、逝去をきいてとても悲しい思いになっている。
全く歯がたたず、