You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

今は昔、サブカルありける

巷で「タモリ倶楽部」の終了が騒がれている。僕らの地域だとまともには視聴できず、、、富山では放送すらない、、、周回遅れで後追い視聴している(おとなり石川の電波を拾って)のだが、周回遅れなので真冬に夏の企画を見たり。番組自体もシュールだが、この状況はかなりシュール。でも見てしまう。だが決して、真剣に見入っているわけでもない。見なかったら見なくてもいいと思っていた・・・でもなんだか寂しい。

タモリ倶楽部を一番最初に見たのはいつだっか?自分が学生で深夜に見た。そのハチャメチャな構成に驚いた。ギャグ番組ではないから、、、例えば「ウワサのチャンネル」みたいなw。笑いを狙った番組でなく。どうでもいいことを、、、どうでもいいとは思っていない人達のことを、、、真剣に取り上げていた。サブカルチャーが勃興のころだ。『サブ』カルチャーだからね、決して全盛を誇ったりしないんだけど。

メディアって万人受けを狙った。誰もが楽しみにするものを提起するものだと思っていた。そこへなんとも言い難い妙な番組が出て、そこに惹かれていく自分が有った。大学生の頃だから、かなり自我も固まってきた頃に、それまでの『万人向け』一生懸命に育ってきた(?)自分が、ああ、そうじゃなくていいんだ。決して全ての人に理解してもらうひつようなぞ無いんだと。気付いたとき。

そういえば雑誌にも「ビックリハウス」だとか「宝島」だとか、、、僕はビックリハウス派だったw、、、とかやっすい紙質で。誰が読んでる分からない、、、身近で誰も読んでないなぁ、、、本に惹かれもした。もっともコレは自分の誤解で、身近な人も結構な人が読んでいた。コッソリ読んでるから分からないのだった。決してクラスで「ねぇねぇ昨日の○○○(TV番組)見た?」なんてみんなで話題にするようなことは無かったから。

うーん、昭和の話だな。平成、令和、と経てみると。サブカルチャーっていく言葉も見あたらない。ネット隆盛のこの時代だから、もっとパーソナルに自分の道を見つけて居るのかもしれない。だけども、そこにも乗り遅れた自分に、自分は何に応えようとしているのだろうか。分からない。分からなくてもいいかと思っている。

あ!御教訓カレンダーもなくなるんだった!!