あっというまに在庫がなくなって、入手困難となりました。いやはやこんな暑い夏の時期に、イソジン、ネオジン、、、ポピドンヨードが売れるなんて、人騒がせな知事もいたもんだと思ってしまった。確かにヨードには細菌やウイルスに対する殺菌、抗ウイルス効果はあります。ですが少し冷静に対処を
今回「イソジン」によるうがいで唾液によるPCR検査でウイルスが検出されなくなりました。みたいなほうどうがされていますが、当たり前と言えば当たり前と思います。口腔内を「イソジン」消毒すれば口腔内は『殺菌』されますから唾液中のウイルスにも影響があるでしょう。
唾液によるPCR検査は唾液中のウイルスの検出が目的なわけで、「イソジン」でなくても、たとえば水などでうがい後に検査すれば、うがいしなかった時と比べればウイルス量は薄まると思われます。
「イソジン」で『殺菌』されれば尚更で、本来に陽性で判断されるべき人なのに、陽性判定に必要なウイルス量が検出されなくなる恐れもでてきます。いたずらに擬陽性患者を増やし、見逃しを増発させてしまう気がします。
また、最近は傷の消毒等に「イソジン」など消毒液を使用しなくなっているのをご存じですか?過剰な消毒を避けるのが一般的になっています。参考に下記の『ホームページ』(レトロなサイトですがご参考まで)をごらんください^^;
www.wound-treatment.jpでもって、これだけ騒がれると、本来外用薬としての「イソジン」なのですが、飲んでしまう猛者がでないかと心配にもなります。コチラもご参考下さい。ヨウ素の過剰摂取は甲状腺に悪影響を及ぼします。
www.ito-hospital.jp冷静な対応が肝要です。手指の消毒が第一!粘膜の保護、汚染された手指で触らない!が原則です、、たぶん「イソジン」は口腔粘膜に負担をかけます。