ずいぶんと間をあけてしまいましたが、早いもので、黒部名水マラソンも、もう1週間前のことになるんですね。すっかり爪が剥がれてしまいましたwww。もう黒爪にはすっかり慣れてしまいましたから、驚きもしません!
さて、快調に前半を飛ばし。半分を結構いい感じで折り返したわけです。さぁ!ここからは下りだ。自然とペースもアップ出来るはず。ほら足も自然と前に・・・
あれ?れ?出ない!
足が全然前に出てくれない。呼吸は全然苦しくないし懸案の膝痛もないのに、、、膝痛が出ないのは、今回は、事前に両膝にテーピングしてみた効果だと思います。なのにペースアップができない。足が止まってしまったような感じ。
そのうち、25kmすぎ、30km手前くらいでしょうか大腿の裏側が引き連れるような、なにか筋が張ってるような違和感が出現。それと同時に足を前に出して地面に着地する度にガンガン足底に響きます。脛までガンガン響く!こんな痛い経験は初めてです。
膝はなんともないのに走る衝撃に足が耐えられない感じ。まるで自分の足がハンマーにでもなったようでガンガン!ゴンゴン!ドン!ドン!と路面に振り下ろしては打ち付けてるような感じ。その一歩一歩の衝撃が脳天まで突き抜けるような感じ。足が攣ってるのとも違うのかな?よくわからないけど、耐えられずに、、、とうとう歩いてしまう。
やべ、ダメだ。ムムム・・・
ちきしょう。それでもとにかく一歩一歩前へ、100mほど走っては数歩歩き、その繰り返し。もうこなったらアイスまでは辿りついてみせる!それだけ目指し走る。歩く。走る。歩く、、、
アイス、ゲット!
あとは5kmちょっとだ。ここまで来たら、意地でもたどり着いて見せる!だんだん走れる間隔が短くなって、それでもなんとか前へ、前へ、気持ちは前へ向かうけどいっこうに足は付いてこない感じ。走ってはいても、まるで飾りのような感覚で、前へ出してる感じがしない。なんとか前傾を保つことで自然と前には出てるけど、先ほどの衝撃が一向に治まらない。ゴンゴンと足裏を叩く衝撃で、走れない。歩く。
これは悔しいというより、自分の甘さだと。前半を飛ばしすぎ。あわよくばサブ4もと安易な思いで走った前半。もっと計画的にペース刻まないとダメなんだな!そもそも走り込み不足なんだよね。なのに、前半、調子良いと思い込んでペース刻んだツケです。
スタートに立ったときの自分の状況を、冷静に思い起こしていれば、サブ4でなくてPB更新から始めるべきだったんです。PB更新だって今年は、何度もいうように練習不足という事実があって、調整できていないことを自覚すべきだったと。
こりゃ、ちょっと根本的に考え直さないといけないですね。ちゃんと計画的に練習メニューを立てて、ペース走や、ロング走、スピード走などこなしておかないと、思った結果は伴わない。思ったとおりに走れない。
昨年は完走できるかどうかの不安を踏まえてのスタートでした。完走を目指すその慎重さが初めてのマラソン挑戦で4:26:49という結果になった。それで変な自信を持った=フルを走りきることは出来る。だから今回はペースアップだなんて、、大甘だったわけですね。
黒部よ!来年また挑戦するぜ!!まってろよ~
【完】
サブ4は長い長い自分の目標にします!