サクサクと散るより早くサクラ咲く
サクサクと散るより早く咲くサクラ
サクサクと小さな音が、、、輪唱の音となって、、、聞こえるほどの満開である。桜の満開宣言が出て2、3日たった。春先によくある、猫の目のようにクルクル変わる荒れた天候にはならず。ここのところ低温はかえって花を持たせてるようだ。今朝なんて3℃しかなかったもんなぁ、、、寒。
おうおう、おまえさんも寒そうに目をむいてるね。でも、おかげで日曜の今日まで、桜の花は持ちこたえてくれたよう。桜の花の下、ちょっと凍えるけど、満開の花の下でこうしてお花見できるなんて。天神さんにお礼をしないとね、、、ん?あれ?天神さんなら梅???
小さなお社には桜がいっぱいで、近隣の者しか知らない隠れお花見スポット。日曜の午後、日は長くなったが、夕暮れも近いこの時間に人の姿はなく。風もなく。穏やかさだけがわずかに残って、今日一日が過ぎ去っていこうとする時間。風に吹かれるでもなく、サクサクと桜がささやき合う。静かな休日の終わりに相応しい、、、が、そんな誰もいない公園の片隅にあるブランコが一つ。ゆらりゆらりと風もないのに揺れている。誰かさんの心の揺らぎを見透かすように