思えば、桜もあっというまに散ってしまい。気付けば緑の葉を茂らせています。満開の桜は春の到来を告げる、人間にとっては心はずむ光景ですが、果たして桜にとっての開花とはどのようなことなのでしょう。
冬の間、雪にまみれ、木枯らしに肌身をさらし耐えて、、、暖かな日射しとともに一気に花ひらく。たとえば真冬の間休眠していたところを、いきなりの日射しにタタキ起こされて、ついうっかり葉を開くこと忘れて花を咲きに開いてしまった。
花を開くコトは子孫を残すことでしょうから、それは産みの苦しみのようなもの。あれよいあれよという間の産みの苦しみ、花を散らしてそれが終わったところ、、、ほっと一息ついたところかもしれません。あ、そうだ!葉を出さなきゃナ。これから平常勤務だわいね。いっぱい葉を開き光を受けとめ、成長の時!
「通常営業始めました」なんてね。今が一番落ち着いているときなのかもしれません。
そう思うと、怒濤の年度末と新年度にゆっくり花見も出来ずに働いてる自分の姿も少しダブるような気がしました。桜はすっかり緑の葉を茂らせ落ち着いたように見えますが、僕はというと、まだまだ落ち着けず。GW前までには落ち着きたい物です。