というわけで、日が暮れて真っ暗になると、黒い空には無数の白い影が表れ、いつまでも切りが無く乱舞しています。ふわふわとゆっくりと落ちてくるコイツラは、天空から滑空を、ナイト・ダイビングを、十二分に堪能しているのにちがいありません。中也のパラシュート、、、、「ゆあーんゆよーんゆやゆよん」、、、ん?あ、これはサーカスだっけか?でもふわりふわふわりと時間を滑るように行きつ戻りつ落ちてくる様は
「ゆあーんゆよーんゆやゆよん」ってな感じです
重い灰色の空に映える葉のない枝は真っ白に色づいて、この立木立ちは冬眠しているのだろうか、それとも春の訪れまで必死で耐えているのだろうか。木々は目を出すときも花を咲かせるときも、そして葉を落とすときにも、けっして泣き言はいわない。かろうじて風に吹かれささやきを交わす程度の奥ゆかしさだ。かのように真っ白に雪まみれになろうとも一言の泣き言もいわない。見習わなければと、2月15日の夜に思う
しかし、
しかし、しかし、これは!
僕は。一体どうすればよいのだろうか・・・
押すべきか押さないべきか、それが問題だ
中途半端に伸したままの左手が、しばらくのあいだ所在なさげに宙をさまよった
結局は、車の切れ目を見つけ走りぬけたけれども
どうせ表示するなら「修理中」でなくて「故障中」だよな。でも「おしてください」って煌々と点いてるんだよなー