You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

街とその不確かな壁 読みました(ネタバレはないつもり)

村上春樹を読むときは、息を止めてプールを泳ぎ切る感じ

大江健三郎はというと、濃い霧の課を手探りで進む感じ

 

どちらにしても、そんなしんどい思いをしてまで、なんで読むんだろう?

 

と自分でも思う。決してGOAL(理解)にたどりつけないのに

 

ネタバレはないと思いますが、

変な先入観を持ちたくない人は

この後を読まないでネ・・・

 

一週間ほどかけて読みました。中身は今はまだぶり返してきません。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の時の雰囲気が濃いけど、、、あれを読んだのが30年以上も前のことだし、もはやしっかりと憶えてはいないが雰囲気は感じる、、、でも読後の余韻は明らかに異なる。

すぐには読み返そうとは思わない。

大江健三郎

大江健三郎が死んだ。自分にとっては同時代の作家とはいえないが、ショックを受けた。直近の先輩たち(3つ程上)からも勧められた記憶がないので、もう少し年配の方たちの文学かもしれない。実はよくわからない。そんな僕でもまだまだ読んでいたい、、、読み直したいと心に止めている作家だ。

最初に読んだのはなんだったかな?「万延元年のフットボール」あたりだったかもしれない。その後順を追って?「燃え上がる緑の木」まで、読みにくさにも、歯を食いしばって読み続けた。何度も読み直した。これからも読み直すだろうなぁ、と思っていた。

今年に入ってからは、「定義集」をちまちまと読んでいる。まだ読み終わらない、過去の記憶に立ち戻って、一つひとつ読んでいるから。新作は出ないだろうが、いろいろと発言は聞かせてほしい作家だったから、逝去をきいてとても悲しい思いになっている。

 

 

 

 

全く歯がたたず、

秋の、風、日射し、そして雲。

なんだか至る所秋の気配が押し寄せている。暦の上では、立秋が8月7日だったから、もうかなり秋が進んではいる。お盆もすぎて学校も始まった。夏は終わったようだ。朝晩はクーラーなしでも過ごせるようになったし、網戸で十分。それどころか網戸では朝肌寒さで目が覚める。

学生さんは、そろそろ夏休みの宿題が心配になる頃か?と、思ったら。あれれ?今朝から通学が始まってるぞ。確か、遙か昔のことだがw、夏休みは8月31日までだった気がする。そっか今日からなんだ、、、

2022年の小学校、中学校、高校の夏休みは?

2022年夏休みの期間はいつからいつまで?小学校・中学校・高校・大学・幼稚園 - 日本文化研究ブログ - Japan Culture Lab

さて、夏と言えばSFといいつ。結局読んだのは1冊。『星を継ぐもの』、なんと初読だ。これを読んでなかった自分が恥ずかしい、続編が読みたくなったが、季節はもう秋。なんだか気分じゃなくなっていて、急激にメランコリックな気持ちになっていて、ヤバイ。まず日の長さが短くなった。急に暮れていく夕暮れの時間、日中の日の光もなんだか緩く黄褐色ぽく感じる。真昼の暑さはあっても光が肌に突き刺さらない感じ。あと水道の水も冷たくなってないか?

まぁ、とにかくいろいろと季節の代わり目が押し寄せている。『夏への扉』も閉じてしまった。あ、そっかあれは、まだまだこの先の話だった。