You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

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あのとき僕は揺れていることを感じることはできたが普通に仕事をし続けていて仕事が終わって人気のない待合室にテレビを消しに行ってその画像に立ちすくんだのだったか

news.tv-asahi.co.jp世紀末だとか、ノストラダムスだとか、、、恐怖の大王だなそういうむしろ具体的なイメージに抱く恐れとは違う。見慣れた地震の被害から、その規模が2つ3つステップアップするだけで、津波、原子炉、、、一瞬にしてこういう景色に切り替わるとは!

自分自身が持ち合わせる想像力の範囲を容易に超えた景色。それこそ幼少の頃に、震えながらも目をそらせなかった地獄絵図や曼荼羅、、、その先に広がる想像の世界絵図を簡単にぶっ飛ばしてしまった。地震の破壊力!

地震津波も知ってるつもりだったが、全く油断していたことを思い知らされた。

あれから10年。10年たって、やはり、僕の想像力は失われていたのだ。復興という言葉さえ過去のものにしてしまい。今、コロナのコトしか考えていない。同じコロナ禍の空の下生きている者として、想像力の欠如をなげくしかできない。

せめて今夜は胸のうちに静かに嘆きながら寝むりにつきます。明日の朝なにげなく目がさめるまで

マクベス

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「マクベス」公演情報 東演

きれいは汚い
汚いはきれい

 

ぜんは悪
悪はぜん

 

4大悲劇の一つだが、東演のマクベスは実に迫力があり、そのテンポの良さは小気味良く感じた。だけれどもストーリーはあくまでもマクベスだ。魔女の予言で始まり、その予言のまま破滅へと疾走するマクベス

マクベスを予言に従わせたのは何者だったか。いつしか身を任せるうち、次々と人の道を簡単に、、、ザッ、ザッ、ザッ、、、小気味よい足音とともに踏み外していく。まっすぐに

また幾重にも回る扉の向こうとこちら、表があれば裏がある。でもそれはまさしく表裏一体。背中合わせのことにすぎず、、、ぐるり、ぐるり、ぐるり、、、扉が回る度に正邪も変わってしまう。

あやうい運命から人は逃れようがない。悪をすすむ決意を固めても、人は良心の呵責を背負い込まずにはいられないらしい。その無慈悲さが悲劇なのだろう。そうして辿り着くべくして破滅へと行き着く。人間。

 

テンポが良くて迫力があって、途中『蜘蛛の巣城』を思い出した。久しぶりの演劇に嬉しかったです。悲劇なのにね!なんか嬉しくなって雪交じりの風の中胸をはって帰りました^^。

 

3 cold 4 warm

三寒四温。気付けばいつのまにか雪が降っている。昨日の日中の気温は21℃もあって、上着を着ていると”暑い””暑い”とこぼしていたのに、今日は薄手の着衣で出かけてしまった。

確かに午後から気候は崩れるといっていたが、、、もう春に近いのだろうと、すっかり油断してしまった。

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そういえば日曜日に車のタイヤを一生懸命、洗ってる人をみた。もうタイヤ交換したんだろうか。この先、凍結しないとも限らない。僕は、もうしばらく様子見だ。まだタイヤは交換できないな。

でも、日に日に暖かくなっている。日の時間もながくなっているし。ちょっと、気持ちだけでも緩めたい。コロナ対策はまだまだ気を抜くことはできない。十分気を付けていく。来年、再来年かなぁー、マスクなしで思い切り笑い声を上げられるのは!

 

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