You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

夏の終わりに

暦の上では夏は終わり秋へと移り変わった。太平洋側の南方の地域では台風の被害が続いている。今年は能登の大きな地震に始まって、自然災害が相次いでいる。地震、台風、火事、親父、、、親父はすっかり立場を失ったか。

自然災害も科学の力で克服されると信じていた。そういう未来を待ち望むことになんの疑問も抱かなかったが、いつのころからか、科学の力でどうこうできることの限界が見えてきた。科学そのものも害になる。信じていた未来が大きく崩れ去った、いや、まだ崩れ続けている。

夏、SFが読みたくなって、まだまだ暑い日も続くのでSF読んでもいい時期だろう?と自己説得をおこなってSFを読みふけってる。本のなかの世界、多くはまだ見ぬ先=未来の世界で、そこでは克服されていることも、また新たな問題を抱えている世界もある。滅んでしまう世界のなんと多いことか。

夏の終わりに夜空を眺めて、どんなミライを思い描くのか。まだまだ自然の力の方が大きい事を身に染みてかんじつつ、やはりSF世界にどっぷり浸かりたい。