8月に読んだ本は以下の通り。
・ロボット・イン・ザ・ガーデン
・あたらしい憲法草案のはなし
・僕が愛したすべての君へ
今月はなかなかに苦戦。スラスラ読める本が少なかった。ロボット・イン・ザ・ガーデンは読みやすさから言えば、そうムズカシ内容でないが、中味にのめり込むまではいかない。軽い分類にはいる本だけど、興味か?感性か?なにかがズレている感じ。自ら読むぞとココロに決めないと読めない。もっとスーっと読めるかなって思ったんだけどな。そう言う先入観がよくなかったか。
新しい憲法のはなし、はパロディだ。パロディならば、もう一工夫あってもいいかなと思う。昭和の世代なのでエロ、グロ、&ナンセンス!さが欲しいと思う。だが、これはパロディで済ませないといけない。本当にグロくなってしまってはいけないのだ。
夏はSFだ。と自分で決めているので読んだのがコレ。僕が愛したすべての君へだ。ラノベチックな展開でSF的にはどうなの、、、並行世界のハナシだが、設定で破綻してる部分が多々見うけられる。でもこれは少年時代のラブストーリー(ミステリー仕立ての)と思えばかなり出来が良い。同時2冊刊行のもう一冊、君を愛したひとりの僕へ というのもあって、どちらを先に読んでもOKだそうだが、なにかしらの仕掛けがあるらしい。それを楽しみにしつつ読了。
そして、ワンダーボーイ。こっちはハナから大変そうだと覚悟して読む。春に読んだ歩道橋の魔術師のイメージもあったから、それでもなんとか雰囲気だけでも飲み込めるかなと、、、表紙に釣られて読み始めた。甘かった、雰囲気だけではとても読みこなせないシロモノだった。甘ちゃんな己を恥じる結果になった。
ああ、楽しむ部分が少ない8月だった。うーん、娯楽大作が俄然よみたくなった!どうしよう。
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僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)
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