キャステイングも含め、以前よりちょいとした炎上さわぎになっていたゴーリキのビブリア古書堂の事件手帖ですが、、、私的には、まぁコレはコレでありかなと。確かにキャスティングには少々、いや、大分w不満はあるのですけど、だって!だってサ!栞子さんは『巨乳』で『ロングヘアー』なのですからね^ー^;
ただね、映画にしろTVにしろ原作本の映像化される場合。どうしても原作の持つ世界観と、どこかしらズレて見えてしまうのは、幾分仕方が無いことだと思います。原作と全く同じ作品にしろというのはあまりにも酷というものです。そもそも本を読む人はそういう点にいちいち突っ込まないでしょう、、、過去に一度でも、自分の読んだ本が映像化されて、満足のいくことがあったのか!?と、問いたい
本読みは皆自分の世界に飛び込んで本を読んでいきます。今回のドラマされた「ビブリア古書堂の事件手帖」なんて、まさに独特な世界観の作品ですから・・・まだ読んでない人はぜひ1巻から読んでね^^・・・読む人一人一人が自分の世界を構築して読んでいます。100人あれば100通りの解釈があって、なにしろ300万部突破ですからね、それだけの解釈がある。それ全部に応じるなんて所詮ムリ
かつ、映像は一つの見え方しか出来ませんが、本読みの頭の中と来たら、どういうことになってることか^^;映像だっていくらかの糊代はあるけども。「ビブリア古書堂の事件手帖」の場合は、カバーや文中の栞子さん始め登場人物の挿絵の存在もあるので余計にドラマに合わせるのは難しいっしょ。合わせることを追求すればアニメ化しかないですよ。それはそれで有りかな、、、とも思いますが
今回のチョイ炎上騒ぎで驚いたことは、まだまだこんなにも本読みを、そして本を読むことで自分のイメージを大事にする人がこんなにいるんだなぁ。そして、紙の本が売れないという話題をよく聞くけど、本好きがそんなに減ってるわけじゃないんだなーということに、ちょっと安堵した自分がいます
確かに、僕の読んだ「ビブリア古書堂の事件手帖」とのイメージは大きく違いますが、これで原作に感心を持つ人が増えたり、さらには「それから」を読んでみようという人が増えることは、本好きとして、同志が増える嬉しさで一杯です。みんな!ブチブチ=つぶやきながらも、もっともっと本読もうよ
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第4巻は2月発売だぞ!早く嫁w