You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

「史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作」と前評判が高かったので、ついポチってしまった。本の表紙から狙撃兵の話しだろうなと見当をつけながら読み始めたのでした。

・・・以降、ちょっとネタバレあるかも気を付けて・・・

確かに、新人としては抜群にうまいと思います。文体が僕の好みでない点を除けば話の展開も無理なく進みます。作中人物の描写、彼女たちの心の動きや揺れもわかりました。女性の狙撃兵という存在をあまり知らかった僕には、、、

そういえば映画があったけか?『ロシアン・スナイパー』だ。これも観なかったんだった。そうかこれの主人公はリュドミラ・パヴリチェンコだ。『同志少女よ、敵を撃て』のなかにも登場してきます。そうかウクライナの問題も抱えてるか。

なぜソ連には「女性」スナイパーが存在したのか、またそうしたジェンダー問題(当時にそういう意識があったとは思えないが)の視点や、ウクライナ、子供、、、「弱者」の立場から戦場を切り取っている。そうした問題意識をにおわせながら冒険小説にもなっている。確かにうまい。

だけれど、うまいんだけれど、ちょっと違ったかな。前評判が高いと、それ以上に期待してしまうせいもあるんだ。けど、うーん、個人的には今の時代で読みたくなるものではなかった気がする。

個人的に今読みたい冒険小説はなんだろう?と自問している。読了2日^^;。

 

血まみれの、、、BLOODY BODY

もう肩の裏から上腕にかけて、そして大腿の裏側、脛、足首あたりも出血大サービス中!白い衣類は着られませんよ。今日もワイシャツの上腕部を地に染めている自分を見つけギョッとしました。

はい、冬の訪れは体中が痒くて痒くてたまりません。いつのまにか搔きむしってるようで、朝起きると指の爪が血まみれだったりします。こりゃ『指なしミトン』して・・・身体拘束も必要かもw・・・寝ないといけないかもしれない。

乾皮症対策も流行があって、以前はウレパール(尿素系)が全盛をほこっていたのが、ここ数年はヒルドイド(ヘパリン系)が一世を風靡していた。それが昨年あたりからはワセリンが復興してきているようですね。

個人的にですが、ベトベトするのが好きじゃないのでヒルドイドが好みです。ですがここまで血まみれになっちゃうとダメですねー。ああ、この季節もお年頃の悩みです!


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明けない夜はないというけれど

困難を抱えている人はそれが困難とは気づかない。またゆっくりと困難な状況に進みゆく人もまた、、、まだ大丈夫、まだ大丈夫。もっと酷い人がいるから、、、その過酷さに気づかない。それにしてもまた剛速球な書き方で、結論を求めて読んではいけない、またきっと裏切られるとわかっていても、どうか救われますように。こうなったら神でも仏でも出てきてくれ、たのむ救い上げてくれよ。開けない夜はない!

でもこうして

夜はまだまだ続く