雪はふらないで雨ばかり。気付けば今日は一日が雨模様。かなり雪塊は溶け崩れ、まるでうずくまる『百目』のようなありさまだった。雨の強さにその瞼は閉じられているようだが、これが一斉に開いたならと想像しただけで恐ろしい。見つからないうちに帰ろう
街灯に降りかかる雨は、白い雲をたちのぼらせている。あったかいんだよなぁ。人が歩いたり、車が通ったりするスペースの雪はほとんどなくなた。これでもう雪はふらないといいんだけどなぁ、来週にはもう一度、寒波が来るらしい
雨で覆われても雪のようには積もらない。雨が雪の高さまで嵩を増せばそれは洪水である。雪もおいおいと溶けていくからいいようなものの、一気に溶ければ大洪水になるにちがいない。雪の量を降水量に換算すると一体どれだけなんだろうか?個体と液体
それにしても良く降る。同じペースでえんえんと続く雨。寒くて、暗くなって交通量が激しいと、いろんな光と水蒸気とが混じり合うと視界が悪くてしょうがない。ああ、このまま明日まで降るんだろうか?雪でないからと、まったく心配してないけど
ただでさえ雪解けの染み出す水で湿っぽいのに、雨まで降って、まったく湿っぽくてしょうがないや