You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

キレイ・ズキ・スギル(2)

日本人の特殊な清潔感について下記にて記した。本日はその続きだ。もうしばらく、シロートの戯れ言におつきあい願いたい。一介の事務員なので決してなんらかのエビデンスに基づくモノではない。なので決して鵜呑みになさらぬようお断りしておく、、、だったらグダグダ云うなってことだが^^;返す言葉もアリマセンなぁ。

oops.hatenadiary.com

今日は、麻疹(はしか)の流行についてから書く。関西空港での麻疹感染騒動もまだ終焉を迎えていないようだが、人知れず拡大するのが感染症だ。麻疹(はしか)と聞いて、なんだ「はしか、か。」とタカをくくってるような人はいないだろうか。実はコイツの感染力はハンパじゃない。空気感染するんだゾ(厳密な意味で飛沫感染とは異なる)。空気感染する代表的なのは「結核」「麻疹」「水痘(みずぼうそう)」がある。で飛沫感染ならインフルエンザが有名。

また、多くは幼少期に感染するか予防接種するので大丈夫だけど、大人がかかると結構大変な病気だ。また根治するような決定薬もないから対処療法で、体外は即、病院から追い出される。免疫の落ちた人間が多い院内にとどまられると大変なことになる。後遺症が結構怖い。特に妊婦は絶対に感染させちゃいけない。

最近は制圧されたイメージも強かった、実は、こうした感染症に日本人は案外と警戒が弱い。「まぁ、いっぺん罹ればあとは大丈夫だし」なんて云ってると、感染のループが起こるのだ。そのくせ、今回のように混雑するような公共な場所でアウトブレイクして、初めて騒ぎだす。

だけど、じゃぁどんな対策が必要か?どうすべきかわかっていますか?まずは自分の罹患歴を確認してほしい。予防接種の接種歴も確認しておこう。意外と自分で知らない人が多い。この機会に自分の病歴をしっかりさせておこう。先の石鹸のように『抗菌』成分が、身近なナニに使われているかを気にしていないように、自分の感染症の罹患歴も知らない人は多いはずだ。まぁ、あまり人のことは言えないのだけれど^^;。

わからないときどうすればいいか!?

母子手帳っす。母ちゃんに聞いてみればいいです。母子手帳って意外と捨てられずに親が持ってるものだ。そこには感染症の受診歴や、予防接種の記録が書かれてるはずですよ。この機会にぜひ調べておこう。親との会話が大切!

もひとつ、麻疹流行の話しで、麻疹が流行ってることはニュースになってるのだけど、実は、現在、麻疹(はしか)ワクチンが非常に品薄で流通がストップしていることはニュースになっていない。うちらの地域で麻疹流行はそれほどでもないんだけど。ニュースのせいで問い合わせが増えた。

妊娠を計画してる若い夫婦にとっては重大な問題です。問い合わせが増えるのも当然だけど、ワクチンは無い、ワクチンが入手でき次第の順番待ち。当然、病院がクレーム入れられる。どうして在庫持ってないのと!いや、結構購入価高いし冷所保管で使用期限もあるし、そうそう在庫はもてない。

そもそも、病院は罹ってしまった疾患を治すところだ。予防や衛生指導は保健所の仕事のようにも思うのだが、実際問題保健所だけで対処できないから、病院、医院が実施することにもなる。健康を守るトコロという見方からは、それもそうだが、、、

先にも云ったが、病院はすでに弱ってる人が大勢いるところ。その中には麻疹の治療の人もいるかもしれない、その他の感染症の患者もいるかもしれない。混んでいる外来の待合室で、1時間、2時間と待ってる患者さんの、一体誰が感染者なのかはわからない。

診察が始まり、診断がつくまではナニの病気か分からない。そこに、全く無防備な予防接種希望者が同時に待つとどうなるか。ひょっとしたら、自分の待ってる隣で「ゼェゼェ、、、」云ってる人が麻疹感染者だったらどうなる?

麻疹(はしか)流行を、ニュースにするなとは言わない。気をつけなければいけないから、周知は必要だ。だ が対策もきっちり報道して欲しい。今のようにワクチンが不足してることも正確に伝えて欲しいし、、、まぁ、今伝えると却って取り次ぎ騒ぎになるが ^^;、、、そもそもが、流行疾患は流行ってからでは遅いのだ。

予防接種は流行していない安全な時に接種しておくべきだ。感染する可能性がある人はみんな受けて欲しい。感染する人が感染を拡大させる人だから。流行る前に正確な情報を、常に、伝えて欲しいと思う。麻疹(はしか)だけじゃない。こ れからはインフルエンザも出てくる。ノロもそうだ。

流行する疾患の正しい知識があまり伝わっていないと思う。自分が罹らない為に、 また、他人にうつさないために、、、それには自分が罹らないことが公衆衛生では大事なコト。

清潔好きは悪いことではない。そうした風潮ができて、日本でも数々の寄生虫感染症を封じ込めてきた。だけど清潔であることを他人に任せ切っちゃいけない。また、見た目だけキレイ感で安心するのでなく、本当に効果があるのか。

人からうつされないためには、じぶんもうつさないよう務めなきゃいけないのです。

ということをマスコミ待ちしててもダメなんだよね。ホントは自治体や保健所、医療機関だって、もっと予防に力を入れなきゃいけないんだ。と思いつつ、、、いつもいつも後手に回る甲斐性なしのワタシ

長々ご迷惑おかけいたしました<(__)>

 

 

キレイ・ズキ・スギル(1)

数日前からネットで話題になっていたようだが、米国で『抗菌石けん』が販売禁止となったようだ。米食品医薬品局(FDA)による決定。それをうけて日本も対応を迫られそうとのこと。厚生労働省実態調査もはじまるようだ。をインフルエンザの声はまだ聞かないが、そう遠いことではない。現にジカ熱に麻疹(はしか)、おたふくに、マイコプラズマetc、、、の流行が騒がれている。うがい&手洗いは必須な状況だ。どうせならば『抗菌石けん』でと思うもの。現代の日本人はとみに『清潔』好きだしね~

biz-journal.jp

昔しの日本人wは、これほど清潔好きだったかなぁ?いつからこんなキレイ好きになったんだろ?と思う。僕の幼少のころを、今、思えば思わず顔をしかめたくなることが いっぱいだ。例えば、ティッシュなんてなかった。トイレットペーパーもなかった。水洗じゃなかったし^^;、、、今だったら到底考えられない暮らしだよな。

さてと、『抗菌石けん』で問題視されるたは 「トリクロサン」、「トリクロカルバン」などの19種類の成分だそうで。詳しくは米食品医薬品局(FDA)の発表を見ていただきたい(英文だ^^;)。ここで問題となるのは効果が疑問視されてるだけでなく、別の危険が指摘されていること。つまり副作用が大きいということだ。

話しは、飛ぶ。週刊誌で「医者の薬飲むな」が現場では問題になっている。治療の妨げになるからやっかいだ。例えば、血圧の薬は飲み始めると止められなくなる、、、とか当たり前だし、その他慢性疾患(今は生活習慣病)の薬は上手につきあっていくしかないのだが、まさしく全否定している。治療できないぞこんなんだと。

また、ロキソニンで胃腸障害なんてのも当たり前だ。だから医師の監督下(診察のもと)で飲む薬。それが市販薬にされてることが「危険」なんだ。それはさておき、ロキソニン大好き患者さんは多い。ロキ信者だ。必要ないから飲むな、副作用あるよ、と注意しても聞きいれなかったのに、週刊誌で出ると一発で「コワイからイラナイ」と止めるのも、いかがなものか・・・さらに話しは飛ぶが、頭痛でロキソニン飲んでる人が多いが、実は医科用のロキソニンの効能に頭痛はない。レセプトは通らないんだ(実際には、頭痛にも効くには効くんだけど、頭痛の種類によって効かないものも多い)。

話しを戻す。「トリクロサン」などが使われているのは『抗菌石けん』石鹸だけではない。ハミガキ、シャンプー、クレンジング、ハンドクリーム、口紅、、、さまざまなものに使用されているから、調査結果によっては影響が大きい。また、その危険性は使用した個人のみではない。排水になれば「環境ホルモン」として自然界にばらまかれていく、、、知らないで使ってよいものではない。

結局は、普通の石鹸と流水での手洗い。それとうがいがベターとのこと。あぁ、うがいにしても「うがい薬」(市販薬)の有用性はあまり高くなく、普通の水が安全との声があったなぁ。さて、こうなると清潔好きもまり過度になると逆効果になっている。

まぁ、問題が起こって・・・起こらないと気付かない・・・はじめて気になりだすところがいかにも日本人らしいところではある。僕も含めてだけれど、こういうニュースを聞かないと改めえ考えてみようとしないのだから同族だ。(つづくw)

 

smell

なにかと匂う季節となった。稲刈りの臭い、藁の燃える臭い。最近は野焼きなんて全くみなくなったのに、なぜ藁の燃える臭いがこんなにするのだろう?町に戻れば井榮英からサンマの臭いに鍋の臭いもしてくる。コンビニではもうおでん臭いが充満している。台風はコチラにはそう大きく影響はないけれど、それでも雨は降った。明らかに夏の雨の臭いとは異なる。降った後の吹き渡る風も涼しげでさわやかだ。日中の暑さは”残暑”として、しつこく残ってはいるが明らかに9月になって臭いが変わった。

夏は光の季節。様々に乱反射して目の中で弾けていたが、秋になると光は穏やかになって、今、いろんな臭いが弾け始めた。これからも、金木犀、銀杏、、、いろんな臭いが渦巻く。そして、同時に色がはぜはじめるね。ふーっ一息つけるといいんだけど、仕事には臭いも色もない。ただ、暗く重たく積もっていくのみ。そろそろ先が見えても良いんだけど、暗中模索。手探り状態www。スルメ!