折り返し

随想

今年も折り返そうとしている。

金沢マラソンも落選。なんかメリハリなくすことばかりで意気消沈。今年も折り返そうというのにもうすることが無くなってしまった感じだ。いややりたくない仕事は一杯あるんだけど、目指すモノがない。

目標意識が持てない年に、歳かぁ

梅雨入りした割には雨も少なく、空梅雨だなぁと思っていたら、もう梅雨明けの声が聞こえはじめている。なんかメリハリのない季節の、ここのところの季節のうつろいに、なんだか自分の人生の移ろいも重なって、、、メリハリないすすみぐあい。

一年の折り返しと還暦過ぎの人生を同じような位置に捉えるとは！なんたることか！！残りの方が少ないんだぞ！

だが、自分の人生、自意識的に自分の時間がどこから始まったかと考えてみると、、、今の性質を開始したのは大学卒業頃か？それからだと40年で折り返しだし、いや性質は変わっても今の自意識が始まったのは高校入学もしくは中学の頃かも、だとしれば50年か、、、

本当に今が折り返しなのかぁ？

蜃気楼マラソン

暑かった、気温は25℃超え。天気も良く、風も強かった。とくに海岸線を戻るときはモロ正面から日差しと風を受けて、いやぁ大変。人の背に隠れるように走りました。今年も練習不足が否めないまま当日を迎え、不安いっぱいで参加しました。よいこの明はマネしちゃだめです。ちゃんと準備万端整えて参加しましょう。

さて、来月の黒部名水マラソンにむけて準備しなきゃ！

開花宣言から満開、そして葉桜の頃と春が怒涛のように訪れていく。いつしか花びらが吹雪のように舞い、路傍の片隅に積もってゆく。

開花宣言出る頃、その間際に天候が崩れ寒い日が続いた。当初の予想より開花宣言にもたつく、その後も天候はあまり改善せず、満開！と暖かなホリデーを迎えることなく、葉桜のころになったように思う。

葉桜の頃の方が僕は好きだ。

この淡い色のコントラストがいいと思う。桜餅はこの葉桜の頃をイメージしているのではあるまいか。桜餅と言えば2種類あるが、僕のなかの桜餅は関東風のそれである。富山は微妙に関西と関東がまじっていて、桜餅は関東風だった。今は道明寺のほうが人気のようだが、、、

その桜餅の季節は葉桜の頃ではないだろうか、満開にうかれドンチャン♪やってる頃ではないと思う。散りゆく花びらに名残をのこしつつ渋い茶とともにつまむ、、、

この人生も、いつの間にか枯れていく時期にさしかかる。ますます葉桜が美しい！と感ずる。