一本でもニンジン。二足でもサンダル。三体でも~、って脳内鼻歌を歌いながら読了。たぶん第三部が出ても同じ鼻歌を歌うなw
はいようやく読み切りました。途中、(上)巻の半分くらいでちょっとココロ折れそうになりつつ、だって登場人物の読み方がwからないんです^^;中国語読みだと登場人物の名前がどう読まれるのか、カナはふってあっても、ついに最後まで日本語読みで読み切った是。
史強(シー・チアン)=「しきょう」はあいかわらずカッコイイw
密かに展開される智子(ソフォン)=「ともこ」だしなぁー
面壁者=「めんぺきしゃ」の中国読みはなんだ?
でいろいろ盛り上がってって、まさに王道のハードSF。そして風呂敷広げまくりの大サービス。
1. 文明は生き残ることを最優先とする。
2. 文明は成長し拡大するけど、宇宙の総質量は一定である。
そして「猜疑連鎖」と「技術爆発」というポイントを抑えること。ここ試験にでるからね!
本作が書かれたのは5年前か?だけど、タイトル「黒暗森林」はいまのコロナの今の状況を予言してるようでもある。見ろ、この狭い地球上の表面だけでも「猜疑連鎖」がひろがっている。人類社会は威嚇紀元に入ったのだなぁー。
全体的にアシモフのファゥンデーションに脳裏を占拠されつつ読んだ。だが、完全に現代Ver.だと思う。スケールは確実にUPしているし、でもって最終兵器(?)が、「愛」なんだよね。SFの摂理を「愛」で結論づけてよいのか?と、、、疑問にすら思わせずに描ききる「技術爆発」だ。凄いな!「愛」だね。