You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

SPRING SNOW

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寒いと思ったら。朝、外へ出たらうっすらと積雪がある。先週末にタイヤ交換を済ませてしまっており、一瞬「やべー」と思った。よく見ればミゾレ状の積雪がうっすらとあるだけで、路面状態は濡れてはいるが凍結はなく、問題はなさそう。そのまま会社へ向かった。途中、対向車の何台かは車上に5cm程度の雪を積もらせて走っていた。山沿いの住人だろうか、上手の方ではもっと積もってるのかもしれない

春が来た=タイヤ交換した

 

なので、天気予報に気をつけなくなった。雪を警戒しない。大した積雪にはならないだろう、降ってもシャーベット状(凍結や圧雪の状態にはならない)だろ、ノーマルタイヤでも支障はないだろう、、、たしかに深刻な状況になるほど降ってはいなかった

 

大した積雪でなくても、、、積雪とも呼べないが、、、それでも皆、運転に慎重になるから渋滞が起きやすい。そのために早めに出社しなきゃいけないのだった。天気予報をチェックしていれば、きっとそういうふに対応したことだろう

若いものがタカをくくるのとはちがって、シニア世代のそれは「油断」だ。まぁ、なんとかなるだろうという慢心があった。亀の甲より年の功とはいえ、せっかく重ねてきた経験を曇らせてしまってはいけない。経験があるから油断してもなんとか対応できるともいえるが、油断しても大丈夫=慢心が続けば、それこそ危険だ

ちなみに「年の功」は「年の劫」である。「劫」=長い年月そのものに価値がある。ここで言う「亀の甲」には諸説があるようで、カメの甲のように、ただ厚さと年輪を刻むだけでは意味は無い、とか、カメの甲羅は古くから占いで使われていたが、そうした占いの結果よりも経験で得た知識の方が大事だ、ということを意味する。おいう説があるらしい

僕は、勝手に、カメは万年生きるとされる動物で、そんなカメの甲にはその年月が刻み込まれている。そんな万年も生きるカメの甲よりも、人間が長い年月で身につけた経験は意味があるのだと理解していたのだけども

どっちにしても、せっかく積んできた経験も、慢心で鈍らせてはいけないなぁ。ちなみに今朝は、今日から学校が休みだった。それで道は混雑しておらず事なきを得た。ああ、そうだ。今日から学校が休みということも事前に知り置くべきことだったなぁ、とココロに刻みつけた春の朝である