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*まだいしのなかにいる*

風疹急を告げる

すでにニュース等でご存じと思うが、史上空前の風疹の大流行である。幸いというか当地は、いわゆる”裏日本”という僻地にあって、関東や関西、九州、愛知にも広がっているということだが、実患者は近隣では発生していない、、、県内で数人発生したとも聞くが、そもそもこの時期は風疹が流行る時期にあたるので当地域でも大流行と、短絡的にはいえない状況

 

とはいえ、春休みで学生さんは異動する時期でもある。風疹のように感染力の強い病気はあっというまに広まる。たとえ最果ての僻地にあるとはいえ、決して油断はできないことは間違いない。で、対策はというと予防接種しかないのが、、、

 

現代科学の成果=限界?

 

どれだけ医療が進もうと、風疹だけでなく、水痘、麻疹、、、さまざまな感染症の絶対的防御方法はないのが現状。予防接種こそが唯一効果的な方法といえる。ウイルス性の疾患に対して特効薬と言えるのは、、、ご存じのインフルエンザのタミフルリレンザ、イナビルなどだろう

 

比較的に最近に開発されたものしかない(ヘルペスとかもあるけど)。これだけ広範に流行しうるのに、特効薬といえるものが開発されないのはナゼか?不思議にも思えるが、、、オトナの事情だろう^^;。薬を作る方にしたって費用対効果でいえばインフルエンザほどには流行しない=うま味がない。後、風疹とか水痘とか予防接種がかなり効果的と実証されてるから

 

一度かかれば=抗体さえ出来れば、罹患はしない。予防接種が有効なのだ。なのにナゼに全ての人が予防接種を受けないのか?これは個人責任という問題では済まない問題なのだが、、、自分は罹患してもガマンするからいいよ、では決して済まない問題だ。想像して欲しい、、、

 

満員電車に妊婦さんが立っていたら

 

誰しも席を譲ろうとするであろう、、、が、妊婦さんがいるかもしれない満員電車のなかへ発疹が出てきたから通院するため乗り込むことには抵抗は少ない。また電車とは限らず病院だって、総合病院の待合室へ入り込むということ自体が加害者となりえるコトをご存じか?

 

自分が罹ると、それは誰かに感染させてしまう恐れがあるということ。罹ってからでは遅い。本来はずーっと早くに、家族で、地域で、全ての住民が対象で考えなければならない問題のだが、、、『新型インフル』の予防接種にドッと押し寄せた記憶も新しいが、、、この国は

 

風疹や水痘、麻疹には甘い

 

といいつつ、今更!予防接種を皆で受けよう!と声高には呼びかけないよ、、、ナゼなら、そう。その通り、、、すでに在庫がなくなりました。関東、関西方面での需給逼迫で地方の問屋でも在庫が払拭したもよう。入荷未定の状況で、、、すでに秋頃までは生産が追いつかないようです

 

むー、、、こうなると風疹かも?っていう人は外へ出ちゃダメっていうしかないです