You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

市民(2)

市民と国民は違う。厳密に言えば庶民ってことではなく。本来は市民=(特権)階級のような使われ方をしてきたと思う。もしくは国王さえも手出しできない自治組織の構成員。彼らはたぶんに政治的な存在で、政治的であるがゆえに奴隷や農民といった主義主張に無頓着な存在とは、むしろ相容れない存在である

 

ぼくはずーっとそう思っていた。だからこの国では市民革命は起きなかったし、御維新だって武士同士の権力闘争に過ぎず、彼らは武士という階級は無くしたかもしれないが、明らかに階級自体を消失させてはいない。在野の民のなかからの「市民」意識は育たなかったと思う。今だって「維新の会」だなんて聞いても、決して僕らの仲間には思えないんだ・・・田舎者には!

 

そもそもcitizenとcityは同意だ。都市というカタチの共同体の構成員を前提にしている。だから都市が存在しないところには市民もいない。それだけの力をもった共同体が成立しないからだ。田舎は困るよなぁ-、ホント。ただ田舎ってことだけでcitizenとは無縁なのだもの

 

それがいつの頃か、現代では誰しも皆が市民であり、「市民権」を持つとされる。つまり参政権を持つという意味で使われてるんだと思う。生まれながらに既に市民であり、市民という生き方を強いられる。だれしもが自らを「自由市民」であること疑いもしない。自分らの存在が、意思が、意見が常に自然と反映されているものと思い込んでいる。だから自らの主義主張と全く関係ないところで、物事が決まったとしてもあまり身近に感じない、苦にならなくなっていないか?

 

よほどの当事者にならない限り。自分のことで精一杯だから、、、うん。みんな一生懸命なんだよ毎日が、かつての「市民」が特権階級の上にあぐらをかき生活苦なんて考えもしなかった頃とは違うのだ。だけど「市民」である。そう信じるならば「自由」に主義主張、いやそんな強固な者で無くとも意思を表明する自由を持とう!

 

くそ!パブリックだって、なんなんだよー市民諸君!

 

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