You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

どこにでもある to yama!

 昭和の終焉とともに急速に寂れていった町。いつのまにか郊外のショッピングセンターが乱立して、町の外側の、田んぼしかなかった土地が、消費の中心となっていった。いつしかその周辺には住宅が出来て、同時に町からのバイパスが伸びていく。

こうした都市の衰退、、、都市と言うほどの町ではないのだが、、、地方都市はどんどん個性を失って、どこの駅で降りても同じような匂いと色彩が広がる。そんな『どこにでもあるどこか』は、つまりソコは、ドうでもよい町ってことだ。と気付いたころには既に、故郷の光景を忘れてしまっている。

そこであらゆるモノが揃うセンターならなおさら。乱雑なものはどんどん取り壊されてい、新しい建物がボコボコできる。「あぁ、なんだかキレイでヲサレになっていく」駅前が整備され、町が新しくなっていく、郊外の車が無料で止められるゾーンに人が集うのは田舎の必然。人の住まいも当然郊外へと移動して、気付けば町中は無風地帯だった。

故郷と言い表すほど、生まれ故郷に愛着はない。むしろ気持ちは、都会へ!都会へ!!とうずいていた青春時代・・・いつのコトだよ!・・・でも結局は、田舎者にとって都会は厳しい環境だったから、夢がやぶれればすぐに尻尾をまいて逃げ帰ってしまう。田舎者には故郷が別にあるからできることだけど、たいがい皆、戻ってくる。

故郷は遠きにありて思うもの・・・同時に・・・都会も遠きにあって思うもの、だ。

そうしてしばらくたってから気付く。アレ?ココ?ドコ?だ、自分にとって、たったひとつの故郷だったはずなのに、それが『どこにでもあるどこか』になってることに気付いたとき、もはやどこにも行けなくなった自分を、一人、そこに見つける。

うらぶれることもできなくなって、ありゃこりゃドコだ?と迷子になってる。もうドコにもいけない。ドコへいっても同じ風景が広がるだけだ。

どこにでもあるどこかになる前に。〜富山見聞逡巡記〜

どこにでもあるどこかになる前に。〜富山見聞逡巡記〜

  • 作者:藤井 聡子
  • 出版社/メーカー: 里山
  • 発売日: 2019/10/16
  • メディア: 単行本
 

まぁ、今更、この町がどうなっても知ったことじゃないし、かといってドコにもいくつもりはない。行くところがナイ!富山だけのことじゃない。だって『どこにでもあるどこか』だから。

 

ズームフライ3

結局ジムでしか走っていないのだが^^;累積の走行距離もまだ50km程度です。はは^^;まったくもって宝の持ち腐れです。でも今の感想としては「非常に気持ちよい」です。弾むってこういうことだったのかと、実感。僕のようなユルユルランナーでも気持ちよく走れました。

ひと昔前に、アディダスのboostを履いていました。あれも衝撃吸収かつ高反発と言われていましたが、あれとは次元が違う感じです。ズームフライの方が明らかに柔らかい。そして、この柔らかさがどうなんだろうと思うところもありますが、弾み方が全然違う。

また底面の「ロッカー構造」っていうんですか?船底のような形状。これが自然に足を前へ出させる仕組みになってると思います。足が前に出る感覚は、歩いてるときの方がよく分かるかもしれません。自然に次の足が前に出てきます。自然?じゃ?ないかも^^;;

前へ乗り込もうとしたときに、足指の付け根あたりから、グニュって急に落ち込むような感じになる。あっと思ったら次の足が出てしまうような、、、最初はちょっとアレ?って思いました。なんか走らされてる感が強くて、自分でコンロトール出来ていない状態が続きました。でも、まぁ、走ってると慣れてきます。

また、スローなときよりスピード上げた時の方が、足だしっていうのかな?それが自然にできる感じです。そっか!早い人ってこんなピッチで足を回してるのか。って、妙に納得しました。でも実際はそんな早いペースでもない^^;なんか凄い早い気がするけどそうでもないという、ダマされた感が強いかもw。個人的な感想ですが。

なにより気持ちよく走れるのは事実です。ポーンポンって、実際にはそんな軽快には走れてないんですが、そんな気持ちになっちゃうシューズですね。なかなか良いと思います。自分のようなユルユルランナーでも大丈夫。まだロング走とかしてないので、この足の状態が続くかどうか、不安は残りますが、、、

ただ、気になる点が2つ。

一つは、踵の納まりが緩く感じることです。そもそもが試着で、いつもより『ー0.5』小さいサイズがピッタリでした。確かに前後もぴったりだし、足幅もちょうど良い状態。ですがなんか踵が緩く感じるんで。走る前はそうでもないんですが、走りだすと?アレ?って感じ。シューズが抜けてしまう心配は無いんですが、踝が外側にズレる感じ?なんて言えばいいのかなぁー・・・

靴底がかなり柔らかい。んでもって、ナゼか足の外側から着地してしまう自分。他のシューズでも外側から着地してるのかもしれませんが、ズームフライだと着地の時にかなり柔らかく沈む、、、感覚的に1.5c.mほど沈むような、、、で、外側に踵がスライドしてしまう。ニュルッと外へズレていくような、ちょっと気持ち悪い、そんな感じですかね。

も一つは、柔らかくクッション性が良いことは実感できます。なのに、足をついたときの音が意外と大きい。バタン!バタン!って響き渡る。こう書くと、ちょっと大袈裟ですけども、着地の時の音が大きい。そして、自分の場合はフォームが悪いのでしょうね、ナゼか右足の着地音だけが異様に大きい。バッタン!バタン!の変なリズムの繰り返し音が響きます。

このサイズ感が微妙ですね、圧底シューズにチャレンジということで、今回はズームフライ3に手を・・・足を・・・出してしまいましたが、ひょっとしたらレディースの同サイズがピッタリだったかもしれません。もう一度試着してみようかな^^;

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▲踵の後ろには指は入らないけど、踝の下にはスポっと指が入る、そして生地が意外にのびる。

こいつ・・・弾むぞ!

気がつけば1月も下旬です。北陸は全く雪のない冬を過ごしていますが、いや、まったく。気が抜けてしまって、ほっとんどブログ更新せずに過ごしてしまいました。雪がないということで、だったら外もガンガン走れるか!というと、、、ダメですね。全然走ってません。ということでポチってしまいましたw

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というのも年末のことですが^^;、ほとんど履いていませんw。はは!は^^。眺めてるだけで十分幸せですから良いんです。世間では世界陸連が調査に乗り出したとか、騒がれておりますが、惚れ惚れするようなスタイリングです。はい眺めてジブンが弾むように走る姿を夢想する。それだけで気持ちはフワリフワリと舞い上がるようですから・・・

www3.nhk.or.jp

そうはいっても。やっぱり足をとおして走って見ないとね、眺めてるままにしていたら、いつの間にかニューモデルに様変わりしてますしねw。というわけで走ってきました。はいジムでですよ!雪は無いですが、寒くもないんですが!

雨、雨、雨!!!

さすがに北陸の冬。雪は無くてもずーっと雨模様。

で、履いてみたら。結構イイ!、昨年はサブ4.5の奪還も出来なかったジブンですが、思い切りオーバースペックなシューズなのですが、この柔らかさはいいと思います。

最初は、ちょっと着地の時の違和感が強く。コレ大丈夫なの?とも思ったのですが、しばらく、ポーン、ポーン、と弾んでたら少しづつ馴れてきました。少々足首がぐらつくような、不安定な感じも残りつつも、「足が前へ出る」とはこういうことかと分かってきました・・・サブ4.5も取り戻せないくせに・・・生意気にもw。

だんだんと、気持ちよーく、走れる感じになってきました。少々踵のホールドが緩い気もするのですが、この足の回転を楽しんでいたくなるのですから不思議。うーん、これ禁止なの?陸連も今頃になって、、、今まで履いてなかったのはジブンですが^^;、、、禁止みたいなことってどうなのだろう?と思います。あ、ジブン的には公認記録なんて無縁ですけども、、、

シューズの開発による成果は、ドーピングなどと違う次元のものだと思います。市民ランナーのレベルにはそう重大事では、ないかもしれませんが、こうしたシューズを開発してきたナイキは評価されて良いと思います。ジブンのように記録がダメダメな人間でも気持ちよく走れるのですから、有りですよ。

あえて、言おう!

足なんて飾りです!偉い人にはそれがわかr(y・・・

それじゃ走れないwww